Leica TLでシグマのズームレンズを使う?!

ライカ Leitz Phone 1の「背景ぼかし」モードで撮影 [ F1.9, SS1/100, f6.85 mm(19mm), ISO678

ライカのLeica TLミラーレス・カメラの中古品を12.5万円で購入したものの、ライカの純正レンズは高価で手が出せずにいましたが、シグマの標準ズームレンズが使えそうだったので、オートフォーカスや自動露出などが正常に使えるか?について試してみたので紹介します。

Leica TL + SIGMA 18-50mm F2.8 標準ズームレンズ 作例ギャラリー

作例はすべて、JPG撮って出しのままです。Lightroomなどでの編集加工は行っていません。ブログへのアップロード時に、写真サイズ(解像度)は自動的に適切なサイズに変換されています。

拡大表示で左下に「広角18mm(27mm)端」「望遠50mm(75mm)端」の表記の無いものは、その中間の光学ズーム倍率で撮影しています。

また、望遠50mm(75mm)端でJPG撮影した満月を、Pixlr Editorで1200x800pixにトリミングした作例です。3段階の露出設定で手持ち撮影しています。

マニュアル撮影 JPG撮って出し F16 ISO400:SS 1/250 1/400 1/800

Leica TLの中古品をアマゾンで購入する

Leica ライカ TL ボディ ブラック >>> アマゾン サイト へ

ライカのカメラが欲しくなりましたが、新品は高価なので中古品を探したところ、レンズ交換ができるミラーレスでAPS-Cセンサー搭載の機種では、12.5万円のLeica TLの中古品をアマゾンで見つけたので購入しました。

以下の画像をクリックすると拡大表示ができます。

ライカ Leitz Phone 1「背景ぼかし」モードで撮影 [ F1.9, SS1/100, f6.85 mm(19mm), ISO575 ]
ライカ Leica TL 本体

シンプルでコンパクトなデザインなのと、裏側は全面が液晶で、すべての操作がスマートフォンのようにタッチ操作で行えるのが気に入りました。

最初は中華製単焦点レンズで試す

手持ちのカメラで使っていたライカMマウントの中華製単焦点レンズをいくつか持っていたので、Leica TLのLマウントで使えるように、M-Lマウントアダプターを購入して試しに使ってみました。

ライカ Leitz Phone 1の「背景ぼかし」モードで撮影 [ F1.9, SS1/100, f6.85 mm(19mm), ISO833 ]
ライカ Leica TL + M-Lマウントアダプター + 中華製単焦点パンケーキレンズ

F5.6以上のパンケーキレンズばかりだったので、日中の屋外での撮影では、パンフォーカスでスナップショットを撮るのには向いていましたが、低いF値のレンズも欲しくなり、低価格の中華製単焦点レンズで、Leica TLにそのまま取り付けられるLマウントのものを2種類ほど購入しました。

TTArtisan 25mm f/2 C Lマウント APS-C レンズ ブラック >>> アマゾン サイト へ

TTArtisan 35mm F1.4 APS-C フォーマット大口径マニュアルフォーカス固定レンズ L マウントカメラ用 >>> アマゾン サイト へ

ライカ Leitz Phone 1の「背景ぼかし」モードで撮影 [ F1.9, SS1/100, 6.85 mm(19mm), ISO488 ]
ライカ Leica TL + 中華製単焦点レンズ 25mm(43mm)F2.0 & 35mm(53mm)F1.4

マニュアルフォーカス、マニュアル絞りで使っていましたが、純正レンズのようにオートフォーカス・オート絞りによるフルオート撮影ができる標準ズームレンズも欲しくなりました。

シグマの標準ズームレンズを購入する

SIGMA APS-Cサイズミラーレス専用ズームレンズ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary >>> シグマ サイト へ

Leica TLで使えるかを調べたところ、シグマ・サイトに「対応しているカメラ」ページがあったので確認してみると、TLは載っていませんでしたが、TL2はOKです。

メーカーへの問い合わせや、ネット検索、価格.comなどのクチコミ掲示板への質問の投稿などを行ってはみたものの、明確に「Leica TLで使える」という情報は得られませんでした。

そこで、近所の「カメラのキタムラ」に電話して、以下の条件で予約しました。

・店頭でLeica TLに取り付けて、オートフォーカスやオート絞りなどが使えるか確認する

・もし、使えなければ中古品として買い取ってもらう

・あるいは、Leica TLを下取りしてもらい、Leica TL2の中古品を購入する

実際には、店頭で確認したところ、オートフォーカスやオート絞りを含むすべての機能が正常に使えたので、そのまま購入して持ち帰りました。

ライカ Leitz Phone 1の「背景ぼかし」モードで撮影 [ F1.9, SS1/100, f6.85 mm(19mm), ISO678
ライカ Leica TL + SIGMA 18-50mm(27-75mm)標準ズームレンズ

Leica TL + シグマ標準ズームレンズの個人的な感想

デザイン的には、コンパクト・ミラーレス・カメラとしてしっくり来る組み合わせだと思います。オートフォーカスは多少もたつくことがありますが、これはLeica TL側のせいなので、レンズ自体は問題無いと言えます。

現在は、ほとんどの場合でマニュアルフォーカス、マニュアル絞り、マニュアル・シャッター速度でISO感度のみオートにして撮影するようになったので、フルオート撮影はLeitz Phone 1Coolpix S9900で行っています。

どちらかと言うと、Leica TL + シグマズームレンズは本格的にじっくり撮る用途で使っています。

Leica TLの発色とコントラストの良さに加え、シグマ・レンズのメリハリの効いた描写は期待どおりであり、満足しています。

中華製レンズと同じ露出設定で、同じ被写体を同時に撮影して比べてみると、遥かにこのシグマ・レンズの方が明るいことがわかり、いくつか露出を絞る必要があります。レンズ性能の高さを実感しています。

まとめ

ライカ Leica TLでも使える、ライカ純正以外のリーズナブルな価格の標準ズームレンズを探したところ、シグマの標準ズームレンズが使えたので作例とともに紹介しています。

Leica TLとデザイン的にマッチしていて、中華製単焦点レンズと比較するとレンズ性能の高さを実感しています。メリハリのある描写力とも相まって、このカメラとの組み合わせに満足しています。

参考リンク

LEICA ライカ T Typ701 シルバー ミラーレス 1630万画素 18181 元箱一式 >>> YouTube サイト へ

Leica Typ701 スターターセット レビューしてみた! >>> YouTube サイト へ

TとTLはメモリー容量などのマイナーなスペック以外はほぼ同一と考えて良いと思います。

TLからTL2へは、個人的には実用性でダウングレードとも思えるコストダウン的な変更がされていて、中古市場ではTLの方が高額な場合もありますが・・・

Leica TL vs Leica TL2 >>> versus サイト へ

札幌市から函館市に移住して1年。函館・デジタル・ガジェット・ライフ with FXトレード|K'z ブログ

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