コロナで音楽活動から遠ざかっていましたが、最近ローランド「エアロフォン」を島村楽器で買い替えてZoomによるオンラインレッスンを始めています。イマイチ練習のモチベーションが上がらないので、エアロフォン演奏をより楽しむために、iReal ProアプリとMASCHENE MIKRO MK3を使ったデジタル音楽遊びを導入することにしたので紹介します。
はじめに
50歳から音楽教室で交互にバイオリンとピアノを習い始め、DTMなどのデジタル音楽遊びも並行して楽しんでいましたが、コロナで音楽教室を止めてからデジタル音楽遊びからも遠ざかっていました。
最近になってデジタル管楽器「エアロフォン」を島村楽器で買って音楽教室で習い始めていますが、イマイチ練習のモチベーションが上がらないので、デジタル音楽遊びを新しい形で復活させて、エアロフォンをより楽しもうかと検討中です。
今回は、ジャズのスタンダードナンバーを無料でダウンロードできる「iReal Pro」アプリを使った自動伴奏と、そこから得られるコード進行を取り入れてDTMを楽しむための「MASCHENE MIKRO」を注文したので紹介します。
エアロフォン「AE-05」
以下のローランドの動画を参考にしてください。
エントリー機種としては「AE-01」がありますが、島村楽器の教室では「AE-05」から上の機種でレッスンを行います。基本的にはサックスのレッスンの延長線上にあるので、AE-05以上であればサックスと同様のレッスンが受けられます。
エアロフォンのラインナップは以下のサイトを参考にしてください。
https://www.roland.com/jp/categories/wind_instruments/
ローランド以外でもヤマハやアカイなどのメーカーから特徴的なデジタル管楽器が販売されているので、エアロフォン以外でも自分の楽しみ方に合ったデジタル管楽器を見つけると良いと思います。
島村楽器でオンラインレッスン
私の場合は、札幌市に住んでいたので島村楽器の札幌クラシック店でエアロフォン(AE-05)を買って習い始めました。今年の7月に札幌市から函館市に引っ越しましたが、そのまま同じ先生でZoomによるオンラインレッスンに切り替えてエアロフォンのレッスンを継続しています。
O2コースなので、30分 x 月2回のオンラインレッスン(私の場合はiPad + Zoomアプリ)を6,600円(税込み)で受けています。
レッスンを受けるに当たり、それまで持っていたエアロフォン(AE-01)は下取り(12,000円)をしてもらってAE-05に買い替えられたこともあり「楽器を習い始めるには高く付く」といった従来のイメージは感じませんでした。
iReal Proアプリでサクッと自動伴奏
エアロフォンにはローランドが出している専用アプリがあるので、初心者でもある程度伴奏付きの演奏が多くの音色で楽しめますが、私の場合はオタク気質なので少々物足りませんでした。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.roland.ae05_app&hl=ja&gl=US&pli=1

そこで、今回は「iReal Pro」というAndroid / iOS の両方で使える、ジャズのスタンダードナンバーのコード進行を無料でダウンロードできて自動演奏を楽しめる便利なアプリを購入(Android版: 2,260円)して試してみました。ちなみに、AmazonOS版やmacOS版もありますが・・・
DTMやシンセサイザー/ファミリーキーボードなどによる自動伴奏を考えると、けっこうアプリや機材を揃えたり試したりするのに時間と労力を費やすので、そのうちに楽器練習自体のモチベーションが下がってしまうことになりかねません。
iReal Proの場合は、導入コストが安く、時間と手間をかけずにサクッと始められるのでオススメです。その気になれば、自分がお気に入りの曲の楽譜からコード進行を入力して自動伴奏させることも可能です。
MASCHENE MIKROを注文
12月25日だったので、今年の自分への贈り物も兼ねてサウンドハウスに注文しました。メーカー価格は32,800円ですが、25%オフの24,800円で新品を購入できます。10%(2,480pt)のポイントも付きます。
発売から4年が経っているので1万円台で中古品も購入ができますが、この製品のようにソフトウェアがメインの場合は、同梱される個別のコードでインストール時に認証する必要があります。
中古品はすでに他人が認証しているので認証できなくて実質的に使えない場合があるので新品を購入することをオススメします。

DTMに使うMIDIコントローラーとしては高価な部類に入りますが、ドイツのプロ向けのデジタル音源メーカーであるNative Instruments社が出している製品なので、高品位のデジタル音源とDAWアプリなどがワンセットでバンドルされているので、これを考えると非常にコスパの高い製品だと言えます。
https://www.native-instruments.com/jp/products/maschine/production-systems/maschine-mikro/
Aerophone Pro以外のエアロフォンの機種では、直接MIDI端子から出力ができない(BluetoothやUSBでは可能)ので、例えばローランド「MC-101」などのスタンドアロン機材と繋いで使うのが面倒ですが、デスクトップ上のDAWアプリでプラグインとしても使えるMASCHENE MIKROならエアロフォンとの相性が良いと考えました。
MASCHENEシリーズにはコードモードが搭載されているので、iReal Proアプリで表示されるコード進行を参考にして、コードモードでワンタッチでコードを入力すると、DTM的にバッキング演奏をイジれる楽しみ方が期待できそうです。
以下は上位機種のMASCHENE MK3のコードモードの紹介ですが、同様なことがMASCHENE MIKRO MK3でも可能です。
まとめ
エアロフォンを島村楽器で買い替えてオンラインレッスンを始めていますが、イマイチ練習のモチベーションが上がらないので、コロナで遠ざかっていたデジタル音楽遊びを新しいカタチで再スタートしようと考え、エアロフォンの練習とも相性の良いiReal ProアプリとMASHENE MIKRO MK3による方法を紹介しました。